「アナと雪の女王/家族の思い出」は、2018年3月16日に公開されたディズニー映画「アナと雪の女王」のスピンオフ作品です。 本作は、クリスマスを舞台に、アナとエルサの姉妹愛、そしてオラフの健気な姿を描いた心温まる物語です。 本作は、「リメンバー・ミー」と同時上映されました。
アナと雪の女王/家族の思い出 のネタバレ!
アレンデール王国のクリスマス。アナとエルサは盛大なクリスマスパーティーを開きますが、国民たちはそれぞれの家の伝統を祝うために帰ってしまいます。
姉妹には幼い頃にエルサが力を制御できず、部屋に閉じこもっていたため、家族で祝うクリスマスの伝統がありませんでした。 そんな2人のために、オラフはクリストフとスヴェンと共に、クリスマスの伝統を探す旅に出ます。
様々な伝統に触れるオラフでしたが、失敗ばかりで何も持ち帰ることができず、落胆してしまいます。
一方、城に残ったアナとエルサは、古い箱の中から幼い頃の思い出の品を見つけます。 そこには、エルサが心を閉ざしていた時期も、アナが毎年オラフの人形を贈っていたことがわかります。
2人は、オラフこそが自分たちの大切な伝統だったことに気づき、オラフを捜しに行きます。
最後は、みんな一緒に温かいクリスマスを過ごします。
映画版アナと雪の女王/家族の思い出 の概要
- 監督:ケヴィン・ディーターズ、スティービー・ワーマーズ=スケルトン
- 脚本:ジャック・シェイファー
- 劇場公開日:2018年3月16日
- 上映時間:22分
当初はテレビ放送用に制作されましたが、そのクオリティの高さから劇場公開が決まりました。
アナと雪の女王/家族の思い出 のキャスト
アナ役:クリステン・ベル(日本語吹き替え:神田沙也加)
アレンデール王国の王女。エルサの妹。明るく元気な性格で、エルサを深く愛しています。代表作は、「ゴシップガール」「ヴェロニカ・マーズ」など。
エルサ役:イディナ・メンゼル(日本語吹き替え:松たか子)
アレンデール王国の女王。アナの姉。氷と雪を操る魔法の力を持っています。責任感が強く、妹思い。代表作は、ブロードウェイミュージカル「ウィキッド」「レント」など。
オラフ役:ジョシュ・ギャッド(日本語吹き替え:ピエール瀧〈劇場版〉 / 武内駿輔〈2019年版〉)
エルサの魔法によって生まれた雪だるま。無邪気で純粋な性格。夏でも溶けない体になりました。コメディリリーフ的な存在ですが、本作ではアナとエルサのために奔走する重要な役割を担います。 代表作は、「ピクセル」「ビューティフル・ボーイ」など。
クリストフ役:ジョナサン・グロフ(日本語吹き替え:原慎一郎)
山男。アナの恋人。心優しく、頼りになる存在。スヴェンというトナカイを相棒にしています。代表作は、ドラマ「glee/グリー」「マインドハンター」など。
アナと雪の女王/家族の思い出 のあらすじと結末
クリスマスパーティーと伝統の不在
物語は、アレンデール王国でクリスマスを祝うところから始まります。 アナとエルサは、城に国民を招待し盛大なパーティーを開催します。 しかし、国民たちはそれぞれが大切にしている家族の伝統を祝うために、早々に家へ帰ってしまいます。
オラフの旅立ち
アナとエルサは、自分たちには家族で祝うクリスマスの伝統がないことに気づき、寂しい気持ちになります。 2人の様子を見たオラフは、クリストフとスヴェンと共に、クリスマスの伝統を探す旅に出かけます。
オラフの奮闘と失敗
オラフたちは、様々な家のクリスマスの伝統を見て回ります。 しかし、オラフの不注意で、せっかく集めた伝統の品々を燃やしてしまったり、壊してしまったりと、失敗ばかり。 オラフは落胆し、自分たちの伝統を見つけることはできないのではないかと、不安に思います。
思い出の箱と姉妹の絆
一方、城に残ったアナとエルサは、屋根裏部屋で古い箱を見つけます。 その中には、幼い頃の2人の思い出の品々が詰まっていました。 特に、エルサが力を制御できずに部屋に閉じこもっていた間、アナが毎年贈っていたオラフの人形を見つけます。 エルサは、自分が心を閉ざしていた時でも、アナがずっと自分とのつながりを求めていたことを改めて知り、感動します。
オラフこそが伝統
2人は、オラフこそが自分たちの大切な伝統であり、オラフは2人の絆の象徴だったことに気づきます。 落胆しているオラフを見つけ出し、2人はオラフへの感謝の気持ちを伝えます。 そして、最後は国民たちも城に戻り、みんなで楽しくクリスマスを祝います。
まとめ
「アナと雪の女王/家族の思い出」は、「アナと雪の女王」の世界をさらに広げる、心温まる作品です。 オラフの健気な姿、アナとエルサの強い姉妹愛、そしてアレンデール王国の温かい雰囲気が、クリスマスの雰囲気と見事にマッチしています。 特に、オラフの存在が、アナとエルサの絆そのものであるという描写は、感動的です。 「アナと雪の女王」シリーズファンはもちろん、クリスマス映画としても楽しめる作品です。